資金繰り計画・事業計画書・経営計画書の作成
株式公開を目指す企業においては事業計画書や資金繰り計画の作成が求められます。
公開を目指す企業のみならず、設立後まもない会社や非公開の企業にあっても、資金繰り計画や事業計画をたて、予算実績分析レポートにおとしこんで、経営戦略の羅針盤とする必要があります。
感に頼った経営から、社長のみならず、社員にいたるまで数字の裏付けに基づいて事業を評価し意思決定できる企業カルチャーの構築が重要であると考えます。
社員の評価を適切に行い、インセンティブに応じた賞与を支払う場合にも、基礎となる予算実績分析や資金繰り計画表が必要になります。
事業計画策定のプロセス
事業計画の策定のプロセスは、経営理念、事業内容の明確化、必要な経営資源を策定した後、過去の財務時系列データをもとに自社のリソースを確認した上で、詳細な経営計画の策定に入ります。
経営理念の設定
事業内容の明確化:
- 対象市場・顧客
- 商品・サービス
- 顧客満足度の実現方法
- 自社のリソースと優位性
事業に必要な経営資源:
詳細な経営計画の策定
基本計画を、過去の財務時系列データをもとに月次損益計算と月次資金繰り計画に展開します。
この段階では、
- 科目別に積み上げる利益計画
- 新規の設備投資計画と資金調達計画
- 経常収支計画
- 財務収支計画
を検討することになります。 |